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・・・測色方法の標準化を実現する
   高性能自動測色機

-PORTABLE-
-AUTOMATIC OPERATION-
取り外しが簡単で手動で測定
測色器を持ち上げて移動
測色器は測定表面と水平に接触
取外しが簡単で手動で測色
測色機を持ち上げて移動

 面倒なカラーパッチの作業もこれでらくらく!  
測色方法の標準化を実現する高性能自動測色の誕生です。
自動測色テーブルから測色器を取外して、手動でも測定できます。

測色時は測定表面と水平に接触

  自動測色はX-Yテーブルを制御して、測色器を目的の位置に移動、各カラーパッチを一点ずつ測色します。この時、測色本体が上下にアップダウンするため、測色器自身を傷つけません。

測色方法は標準化

  測色方法に関連する変化要因は様々。数多くのパッチを手動で測る際の位置決め精度はもちろんのこと、測色器を押さえる手の圧力の違いは、光学系とメディアとの密閉度を変化させ、測色値に影響します。また、ベタ色は良いとしても、網点や誤差拡散などのスクリーニングでは特に、アパーチャのサイズ、測色器の角度などが問題となります。自動測色器はこれらの問題を解決すべく設計になっており、本製品では特にその測定精度と使い易さの面を重視した仕様になっています。

高精度・高機能の分光測色器

  分光測色器SCG-5200は、CYMKのプロセスインクで合成された色に限らず、混色して作成した特色インクを含めて、物性としての色要素すなわち分光反射率を正確に測定することができます。現在必要と考えられるほとんどの色差式をサポートしており、研究室から現場までのあらゆる色彩・色差計測にお応えします。また、濃度計機能も備えており、必要な濃度計機能に応じて機種を選択できるほか、システム専用機として、様々なカスタマイズのご要望にも柔軟に対応が可能です。

機能性も充実

  A2サイズの測色テーブル一面に配置されたカラーパッチを常に安定した精度で測定するために、オートキャリブレーション機能が働き、自動的に測色器自身の校正を行います。測定スピードは測色器本体の機種にもよりますが、1300点のパッチ測定に約55分と高速。測色器本体は自動測色テーブルから簡単に取り外しができ、通常の高性能分光測色計として使用できます。 これにより、手動測定用と自動測定用の測色器を別々に購入する必要がなく、機種の違いや測色器の個体間隔差の悩みから解放されます

プロファイリングシステムとしての運用

 印刷および電子カラー写真の分野で実績の高いプロファイル作成ソフトと組み合わせて、色管理の標準ワークフローを構築できます。デバイスプロファイルメーカー「Print Excella DX」と連動し、チャート出力からプロファイル作成までの行程をシステム化。一貫した行程管理・標準化を行うことで、競合他社と差別化。カラーマネジメント技術の高さでサービスの向上が図れます

カラーチャートを自動測色

 用紙は静電吸着機能でピタッとテーブルへ固定。矢印キーで測色計を移動させ、測定開始位置を設定。測色器自身のキャリブレーションも自動的に行われます。
プロファイルを作成

 測定が終了したら、各種パラメーターを設定して、プロファイルを作成。(ICC)ボタンをクリック。各種微調整機能も整っています。
CMSの運用

 作成したプロファイルは、
Macintosh ColorSync、Windows ICMや各種色管理アプリケーションで使用できます。

Auto Color Reader

Macintosh
+
デバイスプロファイルメーカー
+
Print Excella DX(ソフトウェア)


Macintosh用プロファイル(ICC)

Windows用プロファイル(ICM)

測色器本体 SCG-5200 仕様
外観寸法 212mm(W) × 77mm(D) × 84mm(H)
重量 約770kg(バッテリ含む)
光学系 0°/45°、ダブルビーム光ファイバー方式(JIS Z 8722 に準拠)
光源 ハロゲンランプ(約2856°K)
分光器 干渉フィルター、後分光方式
受光器 フォトダイオード
測定波長範囲 400nm〜700nm
波長間隔 測定:20nm 出力:10nm
測定径(アパーチャ) φ10mm(標準)、φ3mm、φ2mm
照明条件 A、C、D50、D65、F2、F6、F7、F8、F10、F11、F12
視野角条件 2°、10°
反射濃度レスポンス ISO ステータス T、E、A、I、DIN(ワイド、ナロー)
測定範囲 反射率0〜200%、表示出力分解能:0.01%
測定再現性 0.05(φ10mm)、0.08(φ3mm)、0.10(φ2mm)
測定項目 L*a*b*、XYZ、Yxy、L*C*H°、L*u*v*、Labハンター、W・Tw (CIE No 15.2 / ISO 105 - J02)、W (ASTM E 313)、W (ISO 2470)、YI (ASTM E 313)、YI (ASTM D 1925 / JIS K 7103) 反射濃度 (KCMY)、MI、合否判定、△XYZ、△Yxy、△L*a*b*、△L*C*H°、△L*u*v*、△Labハンター、△W(3種)△YI(2種)、^△反射濃度 (KCMY)
色差式 △E*ab、△Ecmc (係数の任意設定可)、 △E*94 (係数の任意設定可)、 △E*uv、△Eハンター
分光光度計機能 分光反射率グラフ(レンジ切換式)、分光濃度グラフ(レンジ切換式)、分光数値
濃度計機能 CYMK濃度、濃度差、網点%、ドットゲイン、インクトラップ、コントラスト、ヒューエラー、グレイネス、色味、明るさ、トーンカーブ分析、オートファンクション、プレート測定
網点%算出方式 ニュール・ニールセン式
表示器 128×64 ドットグラフィックLCD
校正 付属の校正版による校正
データ通信 シリアル通信(RS-232C/赤外線)
SCG-5200 付属品 電源アダプタ 白色校正板 ゼロキャップ 取扱説明書 ソフトケース

自動測色テーブル本体 ACR-2000 仕様
CPU 16 Bit CPU
駆動方式 デジタルサーボモーター
最大測定範囲 約A2サイズ
測定速度 1300点で約55分(測色器にSCG-5200を使用した場合)
インターフェイス RS-232C インターフェース
ディスプレイ表示 液晶表示(16文字×2行)
定格電源 AC 100V 50 / 60 Hz
消費電力 160VA以下
仕様環境 +5℃〜+35度℃、35%R.H.〜75%R.H.(但し結露のないこと)
外形寸法(W×D×H) 約857×639×158mm
重量 約16kg


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