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一般的に行なわれているICCプロファイルによるカラマネジメント機能では、印刷シミュレーション用のターゲットプロファイルとプルーフ作成用のプリンタプロファイルを別々に作成していました。また、汎用性を高めたICC仕様の色格子状のテーブルで情報を保存していたため、色のマッチング精度が落ちてしまう欠点がありました。Inkjet Proofing Manager では、印刷とプリンタの両方のカラーチャート測定データを一組ずつペアで直接入力し、CCT 色変換テーブルを作成する最新技術を搭載。カラーマネジメントソフトウェアを別に用意する必要が無いばかりでなく、印刷とプリンタの測定値に従って直接テーブルを作成しますので、誤差の少ない高品質のカラーマネジメントが実現できます。
RIPが作成した色変換テーブルを全て公開。入力されたCMYKから色変換されて出力するための CMYK のすべて、つまり0%0%0% 0% から 100% 100% 100% 100% までの1億通りの組み合わせの全てを分かり易く表示。微調整が必要な場合は1色ずつ編集することが出来ますから、色変換に関するブラックボックスが一切ありませんし、別途プロファイルエディタなどを購入する必要がありません。
編集ツールは、直接 CMYK 編集、トーンカーブ編集、相対トーンカ ーブ編集、およびスムージングがあり、色変換テーブルの微調整を容易にします。
もちろんカラーマネジメント機能の最終処理部には、人間の目による出力トーン調整機能がついていますから、いざという時の対応にも柔軟に対処できます。
現在運用中の全社的なカラーマネジメントフローや取引企業間でのICCコミュニケーションは、そのままお使い頂くことが出来ます。また、弊社のプロファイルエキスパート営業部(ProfileExpert)のプロファイル作成サービスをご利用頂きますと、実績と信頼のある測色サービスやコンサルティングサービスにより、お客さまのワークフローに合わせた製品のカスタマイズを行えます。

ADSLなどの低価格な高速デジタル通信が普及した今、リモートプルーフィング体制を実現するのに必要なものは、便利で安定したソフトウェア。本製品にはこれまで使い慣れた電子メールを活用した「メール分割ファイル転送プロトコル(mdtp)」が搭載されていますので、メールソフト使うのと同じ、簡単な設定をするだけで、異なる企業間のパソコンとプリンタで自動プリントが可能。これまでリモートプルーフの実現に必要とされてきた面倒なネットワーク管理や操作、新たなアカウント、パスワードの作成は必要ありません。もちろん企業内のLANやバーチャルネットワーク(VPN)にも対応しており、特にピアツーピア型の接続にはオプションモジュールで対応します。
  さらに、セキュリティー機能を標準で搭載しており、遠隔地へ送信される大切なドキュメントデータをインターネット上での不正な傍受から守ります。

ラスターデータをリモート送信する場合、PDF形式にフォーマット変換することが出来ます。この際、画像圧縮の品質を設定できますから、ネットワークのスピードに応じたファイルサイズに変更したり、また受信側では受け取ったPDFをプリントせずに、モニタープルーフと連動させたりすることが出来ます。


AppleTalk PAPプロトコルを内蔵しており、本ソフトウェア上で設定し
た名前のプリントサーバーがセレクタ画面に表示されます。また、標準
添付のMac版 IPM Downloaderを使用すれば、PDFやJPEG/TIFFファイル
をWindows上のジョブ入力スプーラにダウンロードすることが出来ます。

EPSON 社製インクジェットプリンタを2台まで同時出力可能。インクジェットプリンタでは用紙トレーが無いため、用紙のサイズに応じてメディアを差し替えたり、高価なメディアを余白で無駄にしなければならないことが多々あります。
Inkjet Proofing Manager では、A3ノビサイズのプリントジョブはUSB接続されたプリンタ1に、A1サイズの大判出力のジョブには IEEE 1394 接続されたプリンタ2にというように条件付きプリントが可能。どちらかのプリンタがエラー状態で出力出来ない時に代替プリントを設定するなど、24時間運用時のリスク管理もソフトウェアが実現します。

現在進められている出版・印刷業界におけるデジタルワークフローの
構築をサポートするためにPDF1.4、JPEG、TIFF、
1BitTIFFに対応。PDF出力や各種製版業務向けRIPから
の中間ファイルを取り込み、色変換、プリント、フォーマット変換、
およびリモート出力といったお客様のフローに合った動作モードを、
入力するデータフォーマット毎に設定してお使い頂けます。
(注)PostScript ファイルのRIP出力には対応しておりません。

PostScriptファイルが入力された場合は、それを他のフォル
ダにリダイレクトしたり、リモート送信することが出来ます。
これにより、他のPostScript−>PDF変換ツールを使用して変換されたPDFを再び本ソフトウェアのホットフォルダへ入力すれば、PostScript RIPとしても機能させることが出来ます。


■主な仕様および動作環境

Inkjet Proofing Manager
O S
Microsoft Windows 2000 Professional / Server
PC
CPU:
Intel Pentium V プロセッサ(1GHz以上推奨 )但し、CCT 色変換機能を 使用する場合は Intel Pentium W プロセッサ(2.0 GHz以上推奨)
メモリ:
512 MB 以上推奨 但し、CCT 色変換機能を使用する場合は1 GB 以上推奨
HDD :
20 GB 以上推奨
対応プリンタ
EPSON PM-4000PX / PX-7000 / PX-9000
制御プリンタ数
最高2台まで同時出力
入力データ形式
RIP 出力:TIFF / JPEG / PDF / 1BitTIFF
リンク 出力: PostScript
ページ記述言語
PDF1.4互換
フォント
欧文35書体、和文は無し(埋め込みフォント以外はシステム内の代替フォントで出力)
プリンタ接続
USB / IEEE 1394 / Ethernet / パラレル
使用インクモード
7色モード
スクリーニング
誤差拡散 / 網点(形状、解像度、線数、角度を設定)
カラーマネジメント
色変換処理部: CCT 色変換機能、ICC 色変換機能、出力トーンカーブ調整機能
CCT作成部: CCT Creator ソフトウェア標準添付 CCT 作成、CCT 編集機能、ICC → CCT 生成機能
リモートプルーフ

メール分割転送プロトコル(mdtp)による送受信機能、自動データ圧縮機能、 セキュリティー機能

PostScriptリンク
任意のフォルダに転送可能
IPM Downloader
Macintosh 動作環境 MacOS 8.6 / 9.0 / 9.1
付属品
USBプロテクトキー(ドングル)

AP-Terminal
 AP Terminal は、リモートプルーフ環境での受信専用サイトを低価格で実現するために提供するもので、上記 Inkjet Proofing Manager の機能から、受信専用サイに必要な機能だけを実装した、機能縮小版のソフトウェアです。
 動作環境およびプリンタの制御は同じ機能が組み込まれていますが、入力ファイルデータ形式が TIFF フォーマットのみで、リモートアクセス機能に受信機能のみが使用できす。 
入力データ形式
TIFF
リモートプルーフ
メール分割転送プロトコル(mdtp)による受信機能
のみ。セキュリティー機能自動解析
● Macintosh、AppleTalkは米国アップルコンピュータ社の商標です。● Windowsは米国マイクロソフト社の登録商標です。● PostScriptは米国アドビシステムズ社の商標です。● その他記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。● 改良のため、本製品は予告なく仕様を変更することがあります。

その他、お客様のワークフローに応じたソフトウェアのカスタマイズを行っております。ご用命は弊社営業部までお問い合わせ下さい。


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